会社の商号にローマ字や符号を使用する~商号~
こんにちは。
司法書士・行政書士の千葉諭です。
今日は、会社の商号を決める際のルールをピックアップしました。
相談にいらっしゃった方々の殆どがご存じなのですが、勘違いしやすい点も。
平成14年施行の改正点です。
まず、会社の商号に、ローマ字やアラビア数字を使用することが認められています。
従来からの要望が多くあったために改正されました。
ローマ字は、大文字でも小文字でもOKです。
そして。
ピリオド(.)、ハイフン(-)、アンバサンド(&)、コンマ(,)、アポストロフィー(’)、中点(・)などの符号も認められるようになりました。
ここで注意点。
上記の文字が使用できるのは、ローマ字を商号に使用した場合に限られません。
つまり、日本文字を区切る際にも使用することができるのです。
ただし、スペース(空欄)は、ローマ字を区切る際にしか使用できません。
このスペースと上記の符号を混同してしまい、ローマ字の場合だけ符号を用いることができる、といいうような誤解が生まれるのです。
間違えないように、もう一度。
符号が使用できるのは、ローマ字を商号に使用した場合に限られません。
登記手続きは、やはり細かいですね。
当事務所では、起業や法人成りによって会社設立をされる方を応援しています。
会社設立でお困りの方、是非、ご相談下さい。